今年の3月にスタートしたGoogleのサービス「ローカルガイド」のレベル4を目指すプロジェクトをすすめていましたが、ようやく達成することができました。
このプロジェクトを目指すに当たって、始めた当初から現在までにローカルガイドやGoogleマップの仕様が変わったこと、そしてローカルガイド自体をやるための目的が変わったりなど、いろんな要因があり、そのおかげで達成できた事もあったので、その辺のお話しをしようかと。
ローカルガイドをやり始めてから、あきらめてしまった方に向けて、再度チャレンジするきっかけになれば幸いです。
仕様変更のおかげで投稿がスムーズに
ポイントの認証時間が短くなった
ローカルガイドを始めた当初は、投稿や写真、質問を答えたあとに付加されるポイントの反映が翌日以降でしたが、最近はほぼ即時でポイントがつくようになりました。
foursquare(Swarm)などの位置情報SNSなどでは、チェックインしたときに即座にポイントがついてたので、なんとも歯がゆい感じでした。
すぐにポイントがつかないのは、投稿内容のチェックからなのか理由は分かりませんが、ポイント付加が即座につくと「あ、そしたらついでにもう1ヶ所投稿しようかな?」とか「質問に答えとこうかな?」という気分になることが多かった気がします。
「ここまで来たら、もったいないし最後までやろうかな?」というレベルまで、できるだけ自分の気分を楽しく過ごす仕組みを作ることをできるだけやっておくこと。これは自分にとって、習慣化におけるひとつの方法なので、即時ポイントはありがたい仕様変更でした。
注意! サポートヘルプを見てみると、今の時点でもポイントがつくのに最大24時間かかると書かれています。これはたぶん、投稿された情報の変更(場所や営業時間など)もしくは新しい場所のクチコミ投稿申請の事だと思います。
通常の口コミと写真の投稿、質問に答えるものに関しては、即座にポイントが加算されています。ただ、私がレベル3になったあとに気がついた点なので、もしかしたらレベル1、2の場合は、ポイント加算に時間がかかるかもしれません。
履歴から投稿が容易になった
Googleマップのスマホアプリをインストールして、ロケーション履歴をオンにしておくと、同じ場所にしばらく(20分ぐらい?)止まっていたら、Googleマップの「投稿」機能の中に履歴として残ります。
今までローカルガイドの投稿をする場合は、iPhoneのカメラロール、もしくはGoogleフォトの写真、メモアプリなどでログを残しておいたものを見返し、投稿したい場所を検索してから投稿する流れでした。それが履歴が残ることで、検索せずにすぐ投稿画面に移ることができます。
検索するだけのことですが、ポイントがレベル4までには200ポイントが必要となると、コツコツやってる途中で心が折れたりすることも(笑)
できるかぎり、投稿することだけに集中する環境を作ること&知ることは、レベル4まで地道に歩むためにはとても効果があります。
ローカルガイドをやるための目的を変更
投稿した写真表示の回数結果が送られてくる
定期的に事務局から、投稿した写真がどれくらい見られたかの結果がメールで送られてきます。
ローカルガイドを始めたきっかけは、行ったことのない場所に行くきっかけや、オススメしたい場所を投稿するため。そして200ポイントを貯めてレベル4になれば、Googleドライブのストレージが1TB(2年間)の使用権が得られるからでした。
どれも目的と言えば目的でしたけど、その時々で目的が変わってたり、全部だったり。その中で、やってて楽しい!と感じる要因のひとつがこの「写真表示回数結果」でした。
世界の誰かが、自分のローカルガイドに投稿した場所をGoogleで検索した結果、見てもらえたって事なんですよね。
ローカルガイドをやる理由はみんな違うかもしれませんが、私は今、こんな心境でローカルガイドを続けています。
「頼まれてもいないおせっかいな事を、自分が勝手にGoogleのローカルガイドというプラットフォームを利用して、世界の誰かに情報をシェアしている。」
その結果、自分が投稿したものを誰かが見てくれて、役に立てば嬉しいし、役に立たなくてもポイントがたまればGoogleドライブのストレージ使用権がもらえる。
ローカルガイドをやっている理由はいくつかあれども、写真表示回数という数字が嬉しいのは、ネットを通じて自分が誰かと繋がっている…そんな緩いつながりを確認したいためなのかもしれません。
ここまで書いておいてなんなんですが、表示回数の数字がホントかウソかは、正直どうでもいいんです(笑)
だって、ローカルガイドをやってる理由はそれだけじゃないんだもん。あくまでもいくつかの理由のひとつ。そしてそれはあってもなくてもいいんだけど、あったらあったで楽しく嬉しいモノなんです。
ちなみに、中野にある「はなまるうどん」の投稿写真が、なんでこんなに表示回数が多かったのかは謎です(笑)
カテゴリーを狭くしてから広げる
ローカルガイドの当初の目的のひとつとして、デジタル寅さんの活動の一環で、外出先のカフェで仕事をしているときに、オススメの場所を伝えるために始めました。
他の人が投稿している内容をみると、星だけつけてコメントがない人。書いても一言だけだったりなので、せっかくなら快適に仕事できるかどうかの情報を書き込みたいと思ったんです。
そのために、投稿用のテキストフォーマット(ひな形)を用意しておいて、それを元に書き込んで投稿していました。
ただこの場合、一度投稿してしまったら、投稿内容や写真の追記、編集をしてもポイントにはなりません。投稿が増えていくと、常に投稿したことのない場所を探すことになります。そういったケースが増えてきたら、投稿もおざなりになっていきました。
このままだと飽きちゃって投稿が続かないし、だとしたらどうすれば楽しく続けられるのか…と思ったとき、あえて狭めてたカテゴリーを広げ、カフェに限らず自分が行って楽しかったところとか、ここではこんな楽しみ方があるよって内容のモノを投稿することにしたんです。
時に人は、何かをやるときに自由すぎると、目的を見失ってしまい、普段の生活に支障がなければやらなくなってしまいます。
目標や目的を決めたら、それはどんなことをしてもやりきらないといけないワケではありません。目標や目的はあくまでも通過点であり、指針として捉えることの方が、結果的に充実した行動や経験になるのではないでしょうか?
ブログ記事のきっかけのための準備
ローカルガイドに投稿するときのタイミングは、大きく分けて3つあります。1.外出先で席に座った直後。2.ひと言日記を書いた直後。3.ブログ記事を書くための準備メモを書いているときか、ブログ記事を書き終えたときです。
1.外出先で席に座った直後
出先で仕事をするとき、カフェなどで席に着いた直後は、カラダの動きを止めたときなので、少し気持と呼吸を整える時間だったりします。
その時に、いきなり仕事を始めるのではなく、初めて来たカフェであれば、こんなところをぼんやりチェックします。
- PC用の電源があるか?
- Wi-Fiはあるのか?
- トイレは店の外か中か?
- エアコンは効きすぎてないか?
- 喫煙/禁煙の扱いは?
今後、これから仕事でも打ち合わせでも使いたいと思うかどうかを確認し、公開メモ代わりとして投稿します。
2.ひと言日記を書いた直後
私はちゃんとした日記は書きません。ひと言、もしくは三行日記をEvernoteに書いてます。ざっとその日の夜か、忙しいときは2日3日まとめて書くことも。
そんな時にiPhoneで撮影した写真を見返しながら、その日を思い出しつつ日記を書くんですが、料理屋さんに行った場合かつ、紹介したいお店であれば投稿します。
3.ブログ記事の準備、もしくは投稿後に
いままでのふたつを見ていただくとわかりますが、これらの内容だけではブログ記事としてパンチが弱く、ほぼ、お店の情報に毛が生えたようなモノです。
ですが、これらの情報をローカルガイドに投稿するために書いていると、これを起点にしたブログネタを思いつくことがあります。
もしそうなったら、それはそれでネタとしておいしいわけですし、もし記事まで発展しなかったとしても、ローカルガイドのポイントにはなります。
そして先ほど話していた、ローカルガイドから送られてける写真表示回数が分かるという「やってて楽しい」ことになるので、何をしても無駄にならないわけです。
ブログ記事の投稿後も同様で、何か楽しいことがあってブログ記事にして投稿したあとは、記事を書き終えた後なので、ローカルガイドに投稿可能な写真も加工済。記事内容に書かれている当日の様子は、鮮明に思い出されています。
その情報をコンパクトにまとめて、ローカルガイドに投稿すれば、ブログ記事の情報に付加価値(ローカルガイドに投稿したポイントがつく)がつきます。
3つのどれもが、自分の行動に付加価値をつけるためか、行動発起するための起爆剤になっているというわけです。
あんじゅの思うトコロ
というわけで、こういった経緯と考え方、ローカルガイド&Googleマップの仕様変更が重なって、何とかレベル4まで到着することができました。
レベル4の特典であるGoogleドライブの1TB使用権のお知らせはまだ届いていませんが、レベル5に書かれている★の内容も気になったりしてて、引き続きローカルガイドはレベル5まで狙うことにしました。
これらの内容をそのまま引き続き使うかも知れませんし、もっと面白そうなことが思いついたら、どんどん試してみたいと思います。
もし、ローカルガイドを再開しようと思った方がいれば、参考にしてみてくださいね。
写真加工を効率化する「Camera+」
私がローカルガイド投稿のために使う写真アプリは「Camera+」です。このアプリの特徴は、加工したい複数の写真をアプリ内で表示させておき、加工が終わったら一括保存することができるんです。
最近撮影した1枚2枚の写真を選んで加工するならいいのですが、2週間前ぐらいに撮影した5枚以上とかの写真を加工するとかになると大変です。
加工したい写真を、カメラロールを呼び出し、お目当ての写真までスクロールして選択、加工を繰り返すのは面倒。そこでCamera+を使えば、選択した写真だけを一時的にに表示できるので、加工したい写真を繰り返し選択する手間が省けます。
複数の写真を効率よく加工したいなら、ぜひぜひチェックしてみてください!
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