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【OSX】【Lion】外付けHDDにあるLion環境のユーザーライブラリフォルダを表示する方法

OSXをLionにアップデートしたのですが、ちょっとファイルの捜し物をしていたら…あれ?ユーザーのライブラリフォルダがありませんがな?

Skitched 20120519 190720

調べてみると、Lionからユーザー/ライブラリフォルダは不可視フォルダになっているとのこと。それじゃ困るということで、ライブラリフォルダを閲覧する方法を調べてみました。

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ユーザーライブラリフォルダを表示する方法は3つ+1

不可視フォルダ(通常用事されていない状態のフォルダ)を表示するには、調べたとこえろ、4つ方法がありました。
順番に見ていきましょう。

ターミナルから表示する方法

ターミナルアプリを使って、以下のコマンド入力をすればできるとのこと。

カスタマイズしたい時などライブラリを表示させたい場合は
ターミナルで以下のコマンドを実行
chflags nohidden ~/Library/

元通り隠すには
chflags hidden ~/Library

via: Lionのユーザーライブラリフォルダを表示する方法 | Macの手書き説明書

関連リンク:Lionのユーザーライブラリフォルダを表示する方法 | Macの手書き説明書

 

Finderのメニューバーから表示する方法

ターミナルって何?コマンドって何?って方には、メニューバーからライブラリを表示させる方法がありました。

方法は、Finderのメニューバーにある「移動」を開き、「Option」ボタンを押すと「ライブラリ」が表示されます。

Menubar

関連リンク:Lionのユーザーライブラリフォルダを表示する方法 2 | Macの手書き説明書

 

「Lion Tweaks」を使う方法

「これからもライブラリフォルダはずっと表示させておきたいし、いつでも戻せる状態にできないものかしらん?」という方には、ドネーションウェアの「Lion Tweaks」というユーティリティがありました。

これまでの方法の中では、一番わかりやすいかもしれません。

使い方

アプリをダウンロードして、右の項目の「Show hidden files」の「Yes」をクリックすればOKです。

Lion Tweaks

そうするとこんな感じで、不可視フォルダやファイルが半透明に表示されます。

hdd

その他にも「Lion Tweaks」には以下のような機能があるとのこと。

可能なことは

  • ユーザーライブラリフォルダをFinderに表示
  • Dockを2Dに
  • ウィンドウアニメーションエフェクトを無効化
  • Mailの送信などのウィンドウアニメーションエフェクトを無効化
  • Safariの Reading List アイコンを非表示
  • Dockのスタックでマウスオーバー時にハイライト
  • iCal・アドレスブックをレザースキンから通常のアルミニウムに
  • Finderで不可視ファイルを表示

via: Mac Explorer| Lion Tweaks – OS X Lion の細かい機能などを調整・無効化するカスタマイズアプリケーション

関連リンク:Mac Explorer| Lion Tweaks – OS X Lion の細かい機能などを調整・無効化するカスタマイズアプリケーション

 

番外編「PathFinder」を使う方法

実は今回、この上記3つ以外で、不可視フォルダを表示する方法が分かっていたので、こちらも紹介しておきますね。

その方法は「PathFinder」というファインダーユーティリティを使う方法です。なぜ番外編かというと、こちらは有料アプリ($40)なので、不可視フォルダを表示させるだけのために購入するのは…というのが正直なところです(笑)

設定方法

PathFinderを起動して「表示」→「不可視ファイルを表示させる」を選択すればOKです。

Skitched 20120519 181546

 

外付けのHDDにあるOSのユーザーライブラリフォルダの場合は?

今回記事にしたかったのは、起動しているHDDのユーザーライブラリフォルダをFinderに表示するのではなくて、バックアップ用の外付けHDD内にあるユーザーライブラリフォルダを表示させたかったからなんです。

Skitched 20120519 190933

その場合、ご紹介した3つのうち、1番目、2番目の場合は、外付けHDDから起動してから行うのでちょっと面倒です。

なので、起動していないHDDのユーザーライブラリフォルダを表示するお手がるな方法としては、3番目の「Lion Tweaks」を使うのが一番カンタンだと思います。

 

まとめ

ライブラリフォルダや初期設定フォルダは、通常は開くことはあまりないと思いますし、むやみやたらにファイルを移動したり削除したりすると、Macやアプリが起動しなくなったりすることもあります。

そういった意味では、非表示にしておくこともアリなんだと思いますが、マニアックに使っている人(笑)にとっては、ずっと表示させておきたいファイルやフォルダもあると思うので、気になっていた人は設定してみてはいかがでしょうか?

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1972年生まれ。東京都八王子出身・中野区在住。デジタル機器やデジタルサービスを駆使して、いつでもどこでも人生を謳歌する「デジタル寅さん」として活動中。デジタルの楽しさを知ってもらうためのデジタルサポートを行っています。 その他にはグラフィックデザイナー、料理や食を通じてコミュニケーションを楽しむ研究をしている「食と心の研究家」としても活動。料理コミュニティ「キッチン男子部」の顧問も。