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【セミナー】【レポート】DTPセミナー「使い倒そう!CS以降のIllustrator -テキスト、データ互換編-」@(財)全水道会館に行ってきました。

2009年6月24日、株式会社 帆風が(財)全水道会館にてDTPセミナー「使い倒そう!CS以降のIllustrator -テキスト、データ互換編-」に参加してきました。

講師は株式会社スイッチ代表取締役 鷹野 雅弘さんです。

【内容・感想】
セミナー告知記事から引用

Illustrator CS4は、バージョン8.0から年数にして10年の開きがあります。当然ながら、機能強化されているため、古いバージョンの使い方をしてしまっている方も少なくないようです。本セミナーでは前回のセミナー「グラフィック編」に引き続き、最近のIllustratorでのデータメーキングの流儀、過去のIllustratorとの相違点など、現場視点での使いこなしについて解説します。6月は「テキスト、データ互換編」をお送りします。

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↑レジュメです。セミナー開始ギリギリまでMacBook Proでメール書きとかBlogの更新をしてました(笑)

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↑せっせと鷹野さんがセッティングをしてました。ご苦労様です。

前回に引き続き、第2回目と言うことでテキストまわり、データの互換性、アピアランス、表組みと、文字周りを中心に解説されていました。
約1時間半で、まんべんなくCS4を使ってのIllustratorの解説をしていましたが、いやはや、すでに職人芸のような進行に「さすがだなぁ」と関心してしまいました。
参加されている方も熱心にメモをされていて、為になる情報も多かったと思います。
感覚的にですが、アピアランスに関する解説の時が一番メモされていたのではないでしょうか?アピアランスを使いこなすと、格段にデザイン処理の効率が上がりますから…まだ使った事がない方は、袋文字からチャレンジしてみると取っつきやすいかと思います。

ちなみに私、IllustratorではCS、CS4以外は仕事として使っていましたが、どのバージョンでどの機能が増えたかという観点で見てこなかったため、かなりあやふやな所も多かったので、そのあたりは今回のセミナーですっきりしました。

本題に戻って、セミナーの最後に「Mac OS X(10.5)でInDesignを使う際のHelvetica問題」を少し取り上げていました。我が事務所でもこの問題、どないしようかなーと思っていた所です。今回参加された方々はどう思われたのでしょうか?外部とのやりとりがないのであれば、OpenTypeを導入するのが一番安全で得策かもしれませんね。

もし、次回にまたIllustratorのセミナーをされる時は、フォント管理ソフトの紹介や解説をしていただくと、InDesignユーザーの方にも役立つと思いますので、是非お願い出来ればと思います。

セミナーが終わった流れで、会場の外で鷹野さんにご挨拶をしようと思ったら、その流れで打ち上げに行くことになり、swwwitchの関係者の方々と鷹野さんとで、あんな話やこんな話で盛り上がりました。色々お話をしていただき、ありがとうございました。今後ともなにとぞよろしくお願いします!!

【番外編・InDesignについてちょこっと】
鷹野さんがセミナー中に言われていた「雑誌や書籍など、ページものや文字組を多用するデータを作る場合、やはりInDesignで作業した方がいい」というのは私も賛成です。
未だIllustratorで雑誌レイアウトをされている方も多いかと思いますが…すこしやって慣れていけば、Illustratorが普通に使えるのであれば、InDesignでもばっちり組むことは十分出来ると思います。InDesignで作った方がメリットも多いと思いますので…まずは、過去にIllustratorでやったお仕事をそのままInDesign上に配置して、トレースするように作る練習をしてみてはいかがでしょうか?

打ち上げの時の話の中で、自分も「うんうん」と思ったのが「InDesignでもアクション機能がつけばいいのにね」という話です。
「スクリプトはよくわかんないけど、アクションならなんとか自分でやりたい事を作れそう」と思うユーザーも少なくないと思うんですよね。自分だったら、もしアクション機能がついたらがっつり使うと思うし。
アドビさん、InDesign CS5には是非、アクション機能をお願いいたします!

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1972年生まれ。東京都八王子出身・中野区在住。デジタル機器やデジタルサービスを駆使して、いつでもどこでも人生を謳歌する「デジタル寅さん」として活動中。デジタルの楽しさを知ってもらうためのデジタルサポートを行っています。 その他にはグラフィックデザイナー、料理や食を通じてコミュニケーションを楽しむ研究をしている「食と心の研究家」としても活動。料理コミュニティ「キッチン男子部」の顧問も。
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