
飲食店のサポート業務をしていると、元々あった印刷物(チラシ・メニュー等)のリニューアルデザインをすることがあります。
印刷物内で使われている文章をそのまま使うのであれば、そこから文字おこしをする必要がありますが、文章量が多いと文字おこしに時間がかかってしまいます。
そんな時に便利なアプリがありました。「画像、写真から文字を認識するOCRアプリ」というアプリで、印刷物などをiPhoneで撮影し、そこから文字おこし(OCRテキスト変換)してくれるアプリです。
出先でさっと文字おこしをするなら、十分な認識度かつ、無料で使えるアプリだったのでご紹介しますね!
「画像、写真から文字を認識するOCRアプリ」の使い方
1アプリを起動したら、文字おこしをしたい対象物をアプリ内のカメラで撮影、もしくはカメラアプリで撮影したものを読み込ませます。

▲手元にあったマックのチラシをOCR化してみました
2しばらくすると認識結果がテキストデータとして表示されます。テキスト部分は通常の文字データとして使えるので、コピーペーストすれば他のアプリでもつかえますし、テキスト化した結果も履歴として保存できます。

▲改行もちゃんと認識(笑)
3履歴からいつでも過去のテキスト化したデータを呼び出すことができますし、テキスト化したものは添付データとしてメールで送ることも可能です。

▲全文コピーや、DropBoxなどメール以外での添付ファイルの受け渡しもできると嬉しかったり
あんじゅの思うトコロ
書籍デザインの場合、編集さんやライターさんが整理された文字原稿を用意してくれることがほとんどです。
ですが、クライアントと直接デザイン仕事をする場合、文字原稿の用意も自分でやることが多く、文字原稿もテキストデータではなく、印刷物を渡される場合があります。
その場でデザイン作業をする時に、文字の分量にもよりますが、こういったOCRアプリがあると、テキスト起こしの時間を短縮してデザインにも当てられるので、いざというときのために持っていてもいいかな、と。
OCRを使ってみて「お、これはいいな!」と思った方は、広告なしのPRO版も用意されていますので、気になる方はチェックしてみて下さいませ(≧∇≦)
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