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メディカルアロマを調香し、アロマシャンプーと肝臓ケアオイルを作ってきたよ!

タイトル

酒飲みが興味を持つアロマオイル…なんだか興味が沸きません?(笑)

以前、「香りの科学者になった気分!ハーブウォーター&アロマオイルの錬金術を楽しんできました!」という記事で、ハーブウォーターとアロマオイルを使って、抗菌スプレーを作ってきました。

そのときにお世話になった友達から「お酒呑みさん向けに、肝臓をケアできるアロマオイルって興味ありませんか?」と聞かれ、気になってたんですよ。

で、先日、その肝臓ケアオイルを作るセミナーが開催されるということ!同時に「アロマシャンプー」も作るらしく、そういえばあまりシャンプーの事って気にしたことないよなぁ…せっかくだから一緒に受けてみることにしよう!ってことで、受けてきちゃいました(*´∀*)

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メディカルアロマテラピーとは?

そもそもアロマオイルの事は、無印良品や雑貨屋さん、知り合いのカフェに生活の木のブランドのものを、ディフューザーやアロマポットなどで、香りを楽しむぐらいのことしか知識がありませんでした。

で、そもそもメディカルアロマテラピーってなんだろ?って調べてみると、どうやらアロマテラピーには二種類あるらしく、イギリス式のリラクゼーションを目的とするものと、フランス式の代替医療を目的とするものだそうです。

で、メディカルアロマは後者であるフランス式のもので、西洋医学で言われている「病気」と言われている前の症状を改善したり、ケアするのが目的なんだそう。

一つは、花やハーブの香りの効果でほっとリラックスするイギリス式「アロマセラピー」。そしてもう一つは、私たち日本メディカルアロマテラピー協会が提唱・啓蒙しているフランス式「メディカルアロマテラピー」です。

名前の通り、メディカルアロマテラピーは香りだけではなく、精油の力で病気になる前の不調な体のケアや、病気とは認められない症状を改善する「代替医療」です。

引用元:日本メディカルアロマテラピー協会 - メディカルアロマテラピーとは

ただし、現時点で日本国内で販売されている精油は「雑貨」扱いで、薬事法により「効能がある」とハッキリ言えないとのこと。なので、いくら海外で効果が認められていたとしても、日本国内で使用し、身体に取り入れることは、自己責任で行うことが基本となっているそう。

皮膚に塗布するものには「化粧品」、飲用するものには「食品」の認可が必要になります。皮膚塗布や飲用の場合には、それぞれ認可のある商品を選ぶことが必要です。
通常「精油」は雑貨扱いであり認可は取られていません。精油を皮膚塗布したり飲用したりする場合は、自己責任によって自分自身に行うことが基本となります。そのため、使用上の注意を守り、しっかりした分析表が添付されたものを選ぶことが必要です。

引用元:精油の特徴とそのための使用上の注意|アロマテラピー入門|プラナロム

メディカルアロマの知識もなく、自己流で使う前に、メディカルアロマの知識を勉強し、その資格を取得しているNARDアロマテラピーアドバイザーの石野さんのような、アドバイザーの方が主催するのセミナーを受けるのが望ましいかと思います。

おかわり抗菌スプレー作り

まずは本編のセミナーの前に、以前作った抗菌スプレーのおかわりを作らせていただけることになったので、5種類のハーブウォーターを使って調香してみました。

ハーブウォーター

ううむ、なぜかハチミツの匂いがする…う、うん。そういうこともあるよね?良い香りだから、ま、いっか!(笑)

ということで、本題のシャンプー作りのセミナーから始まりました。

アロマシャンプー作り

洗剤、歯磨き粉、ボディソープなどなど…市販で売られている日用品の中には、たいていのものに化学物質が入っています。しかし、いくらカラダに悪いといっても、それらをいきなり全部やめて、すべてを切り替えるのも大変。

ならば、できる範囲内で、その科学物質が入っているものを使わない。もし使ったとしても、化学物質を体外に排出することはできないか?と。

化学物質は、消化・分解する器官(腎臓・肝臓)を通らずに血管を通って脳や子宮・前立腺に蓄積されるらしいのです。それらを体外に排出するには、便・汗・尿・断食するといった方法で排出するとのこと。

製油は血管を通じて、身体に必要な箇所にその成分を届けるという仕組みがあり、その仕組みを利用して化学物質を取り入れる量を減らし、その代わりに製油の有効成分を取り入れたらどうですか?という提案をしてくれました。

ベースのオイルを元に調香

仕組みの説明を聞いてから、実際に製油をブレンドしたシャンプーを作り始めます。

オイル

オリジナルのチェックシートを使った情報を使い、用意していただいてた添加物が極力少ないシャンプーに、効果が期待されるアロマオイルを選びます。

チェックシートの中で、上位3つのオイルをベースに作りました。

それ以外に髪を乾かすのが面倒くさいというチェック項目に目が行ったので(笑)パルマローザとローズウッドをチョイスしました。

それ以外にも、柑橘系や効用が期待できる精油を何本か選択できたので、その効用と香りを元に、あーでもないこーでもないと製油を10滴ずつ調香し、世界にひとつしかないオリジナルのシャンプー2本が完成でございます!(※ちなみに製油の脇の数字は滴数です)

1本目

作品名:秋の果実

2本目

作品名:ライネード

作ったシャンプーにそれぞれの名前(タイトル)をつけ、参加者全員で嗅ぎながら「ああ、すごいわかるー!」「ネーミングが秀逸!」と、和気あいあいしながら楽しめ、ほっこりとしてました。

ちなみに1本目は、秋に実る果物のイメージなんですけど、まだ名前が付いていない果実…という設定で作りました。二本目はレモネードにライムを効かせた新しい飲み物という設定。ホットワインでお酒に合わせてもいいんじゃないか?とまで妄想してみたり(笑)

妄想だから、なんだってアリですよ!(*´∀*)

肝臓ケアオイル作り

自分は結構お酒を呑む方ですが、普段から肝臓に対して特にケアなどはしてきませんでした。

セミナー内の座学で聞いたのですが、肝臓は「沈黙の臓器」というぐらい、すぐに障害が現れにくい「働き者の臓器」とのこと。酒呑みの私は、たぶん普段から肝臓様に負担かけてるんだろうな…って思ったので、今すぐにでも、この肝臓ケアアロマオイルを作って労おうと思い、ブレンドを始めました。

肝臓ケアオイル

ベースとなるのはアーモンドオイル。そこに肝臓をケアする効果が期待できるアロマオイル(ユーカリ・ディベスバジルセロリ)を中心に調香。

セロリの効用がちょっと気になったので、調香リストに追加したのですが…生のセロリと違って、かなり香りがキツかったんです(汗)でも、効用が期待できるのであれば、入れないわけにはいかず!他の精油でカバーするつもりで、以下の様な調香をしてみました。

シャンプーの時とは違い、選べるオイルはベースの3本を含めた8本と少なめだったにも関わらず、作る人によってまったく違う香りになったのにはびっくり!

オイル一滴、種類がひとつ違うだけでも、まったく違う香りになるので、まるで科学者の気分になったようでした(*´∀`*)

アロマシャンプーと肝臓ケアオイルの使用感

アロマシャンプー使った感想

シャンプー

セミナーから帰ってきて、さっそくシャンプーを使ってみたら…市販のモノより、確かに泡立ちはよくないのですが、髪がぎしぎしいうこともなく、お湯ですすいだ後の泡切れもいいし、すごくさっぱりします!

髪や頭皮って、シャンプーの泡で洗っているというイメージがあったのですが、石野さんに話を聞くと、先にお湯洗いをしてから、アロマシャンプーで洗えば、よりしっかり洗うことができるとのこと。

シャンプーの泡で髪や頭皮のヨゴレを落とすという考えの元、シャンプーを使うのと、髪や頭皮を起点として、カラダをケアする目的でシャンプーを使うのとでは、シャンプーを使う目的がすでに変わっていることにも気がつきました。

そう思うと、自分で作ったシャンプーを大切に使いたいし、カラダのためにも丁寧に洗いたくなります。

そしてなんといっても、自分で調香した香りがお風呂場に広がるんですよ!そして、その香り自体がとても自然で、ずっと嗅ぎたくなるほどのいとおしさが生まれます。これはホントうれしいですね♪

肝臓ケアオイルを使った感想

肝臓ケアオイルは、みぞおちあたりに塗りこんでくださいとのことで、塗ってみたら…すごくあったかくなりました。そして、こちらもシャンプー同様に香りがいい!

セミナーが終わった後日、まだお酒をさほど呑んでいないので、呑んだ後の効用を確認していませんが、飲んだ時の様子を確認してみたいと思います。

あんじゅの思うトコロ

作る前

メディカルアロマを使って、自分に必要な効果が期待できるシャンプーやオイルを、自分の好きな香りを調香しながら作るのは、自分のココロとカラダを大事にしている感じがして、とても心地よかったです。

基本的なルールを教わって、あとは自分の好きなように作れるという、自由な雰囲気もまた、調香に集中できて楽しかったですね!

調香する楽しみ、シェアできる楽しみ

アロマオイルもハーブウォーターも、1本1本買って単独で使うのもアリかと思いますが、調香してオリジナルの1本を作り出す楽しみ、使う楽しみを覚えてしまうと、いろんなタイプの精油を調香したくなります。

お気に入りの香り

▲お気に入りの香りになったスターアニス

調香してみるとわかりますが、精油自体はそんなにたくさん使わないんですね。なので、精油を購入しても、使い切るのは難しいと思います。

だったら今回のようなセミナーに参加して、自分の好きな精油を使って調香する方がお得ですし、その場で作った作品をみんなでシェアして楽しめることもできるので、ぜひぜひセミナーに参加することをオススメします♪

参加を重ねるごとに、使ってみた効果を実感し、もっといろんなモノを作ってみたいなぁって不思議な魅力があります。

石野さん曰く「ぜひみんなに回を追うごとに素晴らしい調香アーティストになってほしい」と言っていた意味が分かりました。

次回以降も予定があえば、ぜひぜひリピ参加したいと思います!ステキな時間をありがとうございました♪

注意!今回のセミナーにて自分が体感したことは、あくまでも私個人の感想であり、まったく同じ結果がでるという保証はありません。ブログ内で取り上げた商品を使う場合は、自己責任の上で使用して下さい。この記事を参考にして行った事での、いかなる損害に対しても一切責任を負いません。

次回のメディカルアロマセミナーは?

次回のメディカルアロマセミナーは2月11日(木)の祝日、渋谷にてアロマバスソルトとアロマハンドクリームを作るそうです。

13時から14時半 アロマバスソルト制作。

血流を促す精油を使って、冷えからくる筋肉の緊張をゆるめるお助けグッズを制作します☆むくみ、冷え、肩こり、腰痛…精油の成分で身体を温めつつ、1日がんばった自分にご褒美の香りを!

14時半から16時 アロマハンドクリーム制作

外気に触れてるだけでカサカサになりがちな時期にこそ意識したい手のケア。肌を整えてくれる精油や風邪予防にも使える精油を混ぜていきます。

各3500円

各6名様 男女共ご参加OK!!

前回、前々回とご好評頂いたシャンプーセミナーを再度行うか迷いましたが、寒い今こそ風邪予防にもなるものをやろう!と思い、内容を決めました。
基本的な説明、各テーマに沿った精油の働き、カンタンな相性をお伝えしたら、自分の身体や心、そして嗅覚にあわせて自由に調合していきます。
初心者さんはドキドキしながら挑戦するのに、出来上がりは大満足の香りに…!リピーターさんは前回より深みのある香りを作れたり、また今の自分に合う香りをより的確に発見できたりします!

フランスの医療で使われている、とても品質の高いプラナロム精油を使って、冷え対策&肌対策していきましょう(*^◯^*)

引用元:メディカルアロマのぽかぽかバスソルト

まだまだ寒さや乾燥も続くと思いますので、ぜひぜひぽっかぽかのお風呂、しっとり肌を整えたいと思っている方は、Facebookをやってる方はこちらから、やっていない方は石野さんの公式ブログにて申込みを行っています!

杏珠
以上、なんだか匂いに敏感になってきたような杏珠でした。それではまた!

関連リンク

メディカルアロマセミナーのお申し込みはこちらから

NARDアロマテラピーアドバイザー石野さんの公式ブログ



2月のセミナーに参加した様子のレポートはこちらから。

2月のセミナーで作ったアイテムを使ってみたレポートはこちらから。

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1972年生まれ。東京都八王子出身・中野区在住。デジタル機器やデジタルサービスを駆使して、いつでもどこでも人生を謳歌する「デジタル寅さん」として活動中。デジタルの楽しさを知ってもらうためのデジタルサポートを行っています。 その他にはグラフィックデザイナー、料理や食を通じてコミュニケーションを楽しむ研究をしている「食と心の研究家」としても活動。料理コミュニティ「キッチン男子部」の顧問も。