メモ、書類、情報、思考…あなた流の整理法ってありますか?──多彩なメモ管理ができる「Evernote」に行き着くまで /第2回  まずは「整理」する方法を色々調べてみる(その2)

先日のエントリーでお伝えした「整理法とEvernote」についての連載、 第2回目は「まずは「整理」する方法を色々調べてみる」の続きです。
前回に引き続き、Evernoteに関する詳細はもう少し後になるかと思うので、私の整理法に関するエピソードに興味のない方は、どうぞ読み飛ばしていって下さいませ(^^)

前回のお話では、部屋の整理整頓をしようと整理本を読み、そして「本に書かれていることを実践しよう!そうすれば整理整頓された部屋ができるはず!」と決心し実践してみたものの、途中で挫折した自分。
なぜ挫折したのかとよく考えてみると…ある事が分かりました。それは「書かれている内容の大元は、著者さん本人の考えの元で、自ら試行錯誤をして、著者さんなりの行動したことの積み重ねから出た結果が綴られているという箏」です。

整理本に限らず、自己啓発やHowto本の内容は、著者さんと編集さんが考え抜いて読者に分かりやすくするための文章が書かれていると思います。しかし、上記のような裏方的な内容は、全ては書かれていないんだと思います。
そんな裏方的な箏があるのを考えないで行動した自分には、こんな考えを心のどこかに持っていたのだと思います。それは…

 

「自分の考えに責任を持って行動するのではなく、本に書かれていた著者さんの言うとおりに行動して、もし失敗した時には、自分の責任を著者さんになすりつければ、自分が傷つかないで済む

 

と考えていたんだと思います。

そういう考えの元で行動すると、ちょっと分からない事や難しい課題にチャレンジするときになると「これは著者さんだからできるんだよ」とか、逃げが発生します。
逃げることができる前提で挑戦すれば、注意してくれる人、一緒にがんばってくれる人もいませんから、誰も自分が逃げることを止めてくれません。

そんな状況でも「やっぱり整理されたキレイな部屋にしたい!」という、半分意地になって本を読み、書かれていた整理法をしばらく実行しました。そのあとの結果ですか?…はい、ご想像の通りでして…見事なまでにやらなくなりました(笑)

でもそういった状況の中で気がついた箏があったのですが、その内容はまた次回に(^^)
(つづく)


この連載全般に言えることですが、あくまでも自分なりに進めてきた整理法やライフハックの考え方ですので、人によっては合わない箏もあるかもしれません。
ですが、何かしらお役に立てる箏があれば、見ていただく方自身で自分なりにカスタマイズしたりして、どんどんチャレンジしてみて下さい(^^)

そして「こうしたらいいのでは?」とか「ここってどうなの?」とかご意見があれば、Twitterでも当ブログのコメント、メールフォームからでも、お気軽にお問い合わせ下さいませ。

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1972年生まれ。東京都八王子出身・中野区在住。デジタル機器やデジタルサービスを駆使して、いつでもどこでも人生を謳歌する「デジタル寅さん」として活動中。デジタルの楽しさを知ってもらうためのデジタルサポートを行っています。 その他にはグラフィックデザイナー、料理や食を通じてコミュニケーションを楽しむ研究をしている「食と心の研究家」としても活動。料理コミュニティ「キッチン男子部」の顧問も。
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