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メモ、書類、情報、思考…あなた流の整理法ってありますか?──多彩なメモ管理ができる「Evernote」に行き着くまで /第3回  まずは「整理」する方法を色々調べてみる(その3)

先日のエントリーでお伝えした「整理法とEvernote」についての連載、 第3回目は「まずは「整理」する方法を色々調べてみる」の続きです。
前回に引き続き、Evernoteに関する詳細はもう少し後になるかと思うので、私の整理法に関するエピソードに興味のない方は、どうぞ読み飛ばしていって下さいませ(^^)

前回の「やっぱり整理されたキレイな部屋にしたい!」という意気込みの元、本に書かれている整理法を実践して、半分意地になって行動し、見事にやらなくなった自分。そこで気がついた箏は「整理本を読んで、完璧にキレイにするんだ!」と、いつのまにか「完璧に」という言葉が、自分の言葉に追加されていた箏でした。ここでいう「完璧に」というのは「著者さんの書かれている本の内容をトレースするように整理整頓されている部屋」であって、自分が試行錯誤して生み出した部屋ではない、ということです。

当たりなの前ですが、自分が生活していく上で、必要となってくるモノ、過ごし方、暮らしている環境…著者さんの生活環境とは違うにもかかわらず、それと同じようにしようとしても無理がありますよね?だから、一章ごとに本を読んでは、それに似せようと実践するものの、自分の住んでいる環境ではできない事が出てきました。そして無理をして、意地になって本の内容に合わせようとするので、できない事の方が多くなり、思い通りに行かない箏が多くなり、イヤになってきて…そしてそのままやらなくなる、といった感じです。みなさんも経験したことはありませんか?これには理由があって、自分の心境や行動の変化が大きく変わる事に恐怖を持っていたからなんです。

「え?恐怖? 自分が変わりたいと思っているのに、こんなに切望しているのに、怖いってどういうこと?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、実はこの「恐怖」という感情に気がつけば、またひとつ、整理術に対して面白くなる秘訣があったりします(^^)それはまた別の回でお話しますが、ここではもっと大事な箏をお話します。

それは「どんな些細なことでも、よこしまな考えでも、無責任と思える事でも、とにかく思ったことを行動した」ということです。誰のためでもなく、自分のために叶って欲しい目標を実現するために、1ミリでも一歩でも前に動いた箏。そうする箏で、今まで見えなかった箏が見えてくる。そうしたら、また同じ箏をするにしても、ちょっとでも経験があるとないとでは、すでにスタート地点が雲底の差なんです(^^)と、偉そうな箏を言ってますが、これに気がついたのは最近のハナシなんですけね(笑)

そして、そんな状況で自分の整理法の旅の第2ステージに進む訳ですが…その次のステージで読んだ整理法の本で、あるひとつの見出しによって、今の自分の整理法の考えがぐっと近づいてきました。その見出しとは「すごい! 整理術」(坂戸健司・著)の本の中で書かれていた「私のコックピット書斎」という見出しです。

この何気ない見出しが、大事な意味を持つことになるとは、思っても見ませんでした。
(つづく)


この連載全般に言えることですが、あくまでも自分なりに進めてきた整理法やライフハックの考え方ですので、人によっては合わない箏もあるかもしれません。
ですが、何かしらお役に立てる箏があれば、見ていただく方自身で自分なりにカスタマイズしたりして、どんどんチャレンジしてみて下さい(^^)

そして「こうしたらいいのでは?」とか「ここってどうなの?」とかご意見があれば、Twitterでも当ブログのコメント、メールフォームからでも、お気軽にお問い合わせ下さいませ。

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1972年生まれ。東京都八王子出身・中野区在住。デジタル機器やデジタルサービスを駆使して、いつでもどこでも人生を謳歌する「デジタル寅さん」として活動中。デジタルの楽しさを知ってもらうためのデジタルサポートを行っています。 その他にはグラフィックデザイナー、料理や食を通じてコミュニケーションを楽しむ研究をしている「食と心の研究家」としても活動。料理コミュニティ「キッチン男子部」の顧問も。
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