米Adobe Systemsは9月13日、予告通りにReaderとAcrobatの定例セキュリティアップデートを公開し、複数の深刻な脆弱性に対処した。
同社のセキュリティ情報によると、脆弱性が存在するのはReader/Acrobat X(10.1)および9.4.5、8.3までの各バージョン(Windows、Mac向け)と、Reader 9.4.2までのバージョン(UNIX向け)。脆弱性を悪用された場合、アプリケーションがクラッシュしたり、攻撃者にシステムを制御されたりする恐れがあるという。
脆弱性を修正した更新版は、Reader/Acrobat X(10.1.1)および9.4.6、8.3.1の各バージョンがWindowsとMac向けに公開された。UNIX向けの更新版となるReader 9.4.6は、11月7日に公開を予定している。なお、WindowsとMac向けのReader 8.x とAcrobat 8.xについては11月3日でサポートが打ち切りになる。
次回のReaderとAcrobatの定例セキュリティアップデートは12月13日に公開する予定。
via itmedia.co.jp
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