先日購入したMacBook Air用外部バッテリー「HyperMac」ですが、商品が到着し、2週間使ってみて、実際の使用感をまとめてみました。
詳細は以下に。
初めての海外製品の商品購入
今回、注文をLast day.jpのRayさんの協力の下、初めて海外の商品を購入したのですが、注文したのが初めてということは、商品が届くまでの間の待ち時間や気持ちを体感するのも初めての経験で、さてどうなるやら…と思ったのですが、商品の追跡情報はFedexのサイトで、国内配達会社のクロネコさんと同じように追跡情報はわかるんですね。ちなみに商品の追跡情報はこんな感じでわかります。
Fedexさんからも追跡情報のお知らせメールも届くので、そういった意味では一安心でした。
商品の到着まで、おおよそ5日
年末年始をはさんでですが、商品が到着するまで5日ほどで届きました。結構時間がかかるよって言われていたので、ちょっとびっくりでした。ということで、商品の開墾の様子を写真で公開!
配送先住所がローマ字で印字されているのが新鮮
箱の中身はこんな感じ
商品の箱、オープン!
中身は本体、AC、変換ケーブル、説明書です
左が変換アダプタで、本体の大きさはこんな感じ。PSPを並べてみました。
本体側面。充電口と供給口は別。USBからの供給口、バッテリーの残量メモリは、ボタンを押すとわかります
裏面と充電ケーブルを挿すとこんな感じm
【関連リンク】
英語圏の買い物がちょっと怖い…という方はこちらより!
使用の際には別途アダプタが必要
前のエントリでもお話ししましたが、このHyperMac、単品のみだと使えません。別途Apple純正の「MagSafe Airline電源アダプタ」(¥5800)が必要になります。HyperMacから変換アダプタを経由→MagSafe Airline電源アダプタという形になります。
このMagSafe Airline電源アダプタが必要になります。
左がHyperMacのアダプタで、右がMagSafe Airline電源アダプタの差し込み口です
アダプタとケーブルを合体させて、DC OUT口から電源供給させます
全体図はこんな感じ。あとはMacBook Air電源口に接続します
接続完成!
Apple MagSafe Airline 電源アダプタ – Apple Store (Japan)
電源供給にはこれが必要です
実際のバッテリー駆動時間は?
Webブラウジング、メール、ブログの執筆などを同時にして、以下の環境下で実験をしてみました。
- Webブラウザ上でFLASHを止める(ブラウザの機能拡張を入れました。✓ClickToFlash )
- 輝度を最低限に抑える(目盛りで左から3ぐらい)
- 周辺機器を接続しない
- 動画を見ない
- 音楽はiPhoneなどで聞く
- Bluetoothは基本的に停止
上記の条件&環境下で本体内蔵のバッテリーのみで使用した場合、おおよそ3時間ほどでバッテリーが切れました。そして、同じ条件&環境で使ってHyperMacで使用した場合、約4時間ほどでバッテリーが空になりました。3回計測して、3回とも同じような結果になったので間違いないと思います。私のMacBook Airの使用条件&環境では、内蔵バッテリーの約1.3倍まで使用できる計算になります。作業環境がテキスト入力のみなどに特化した場合はもっと駆動時間も延びると思いますが、おおよその目安になればと。
MacBook Air以外にも、USB接続機器も同時に電源供給可能
HyperMacは、Mac本体以外にも、USB接続している機器にも電源供給が可能です。こちらは充電が可能なので、iPhoneやモバイルルータなどの充電に使えます。ワタシは光ポータブルを常時つけっぱなしにするようにしました。これでバッテリーの心配をすることはなくなりました。もし、もっとバッテリー容量が必要であれば、上のクラスを注文するのも十分アリな選択だと思います。
購入に協力してくれたRayさんや、和洋中のするぷさんは、ひとつ上のクラスのバッテリーを購入されたようなので、そちらを参考してみてはいかがでしょうか?
ご協力頂いたRayさんの記事
すばらしいまとめ!
使用時の注意点
実は購入してから気がついたのですが、このHyperMac、実は電源供給のみでMacBook Airのバッテリーに充電することはできません。以前のモデルは分かりませんがAppleのMagSafe Airline電源アダプタの注釈を見てみると「電源供給のみ」と記載がされているので、アダプタの仕様で充電できないっぽいです。なので、あくまでも内蔵バッテリーとHyperMacは別々のバッテリーと思って使った方がいいかと思います。
ご注意: MagSafe Airline電源アダプタを使ってコンピュータの電源を得られますが、バッテリーの充電はできません。 MagSafe Airlineアダプタは自動車のシガレットライター電源には対応していません。
HyperMacを接続すると、こんな感じの表示になります。
まとめ
実際にHyperMacを使ってみて、すでに手放せないアイテムとなっています。内蔵バッテリーとHyperMacと会わせて7時間使えることの安心感は予想以上のものでした。
イベントなどで友人が電源ケーブルを忘れたときに電源のお裾分けができること。連日のイベントなどでiPhone(iPadも充電可能です)などの周辺機器の充電を忘れたときにも、HyperMacがあれば、いろんな意味で安心を買うことができます。
Eye-Fi問題の解決
そしてHyperMacを使っていてある問題が解決されました。それは「Eye-Fi問題」の解決でした。普段使っているデジカメにEye-fiを組み合わせて使っているんですが、その場で撮影したものをブログに使ったり、閲覧をする機会が結構多いんです。ですが、iPhoneなどに比べて解像度が高いデジカメのデータは転送データが多い分、光ポータブルの連続駆動時間も多くなりがちです。
そうなるとバッテリーも結構消費され、光ポータブルのバッテリー切れの心配があるときは、デジカメのEye-Fi転送機能を切っていました。どうしても使いたい場合、エネループブースターなどで電源供給していたのですが、HyperMacから電源供給するようになってからは、そういった心配もなくなりました。
できるだけ荷物を軽く、そしてバッテリー切れの心配からの解放を考えると、HyperMacの60サイズは、杏珠的にはとてもオススメの商品です。バッテリー問題を解決したいと思っている方は、ぜひ購入検討をしてみることをオススメします!
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