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【映画】「時間」が「お金」に変わったら? 〜映画「TIME」を観て、自分の価値観を見つめてみる〜

練馬のユナイテッド・シネマとしまえんで予告していた映画「TIME」が劇場公開されていたので、早速観てきました。

スクショ

(参照元:映画「TIME/タイム」オフィシャルサイト 2012年2月公開 TOHOシネマズ 日劇他 全国ロードショー

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映画のあらすじ

人類が科学技術の発展によって老化を克服した近未来。両親も兄弟姉妹も友人や同僚も、すべての人間の成長が25歳でストップするという社会にあって、<富裕ゾーン>と<スラム・ゾーン>を分けるのは、左腕に埋め込まれたボディ・クロックの刻む余命時間だ。貨幣の代わりに“時間”が唯一の“通貨”となり、《残り時間=余命の時間》によって完全に2つに分けられたその世界で、一部の富裕層は永遠の命を享受し、圧倒的多数のスラム・ゾーンの住人たちは熾烈なサバイバルの日々を強いられている。『TIME/タイム』は、そんな時間の“壁”が存在する世界の謎に挑むスラム・ゾーンの青年と、その青年に魅かれていく富裕ゾーンの大富豪の娘のスリリングな逃走劇を、スケール感満載のアクションと見事に考え抜かれたサスペンスで描いたエンタテインメント大作だ。

via: 映画「TIME/タイム」オフィシャルサイト 2012年2月公開 TOHOシネマズ 日劇他 全国ロードショー

予告ムービー

映画「TIME/タイム」予告A

「時間」と「お金」の関係

映画はアクションを中心に、テンポ良く話が進んでいきます。主役のお二人もカッコイイ&ステキなコンビで、映画を観ていてうっとりしていました(^^)

数値化できる存在をどう捕らえるか?

映画のテーマである「時間」ですが、色々考えさせられました。

映画中に出てくる1000年分を生きられる「時間」があっても、自分が幸せなのか?楽しいのか? 短い時間を生きていても、幸せな人もいれば、そうでない人もいる。

生きている意味が人それぞれ違うし、どう過ごすのかも人それぞれです。 誰がどう過ごすのか、どういった思いで過ごしているのかは、自分以外の誰かが判断することがあっても、それを鵜呑みにする必要はないと思います。

制約のない世界に自分がいたとしたら?

ちょっとネタバレになりますが、後半に、とてつもない時間の存在があることに、主人公達が気がつくシーンがあります。 それをみたときに「どんな制約もない世界に自分がいたとしたら?」と、オープンエンドな質問を投げかけてみました。答えは「わけあう」って答えが出ました。

「わけあう」ことが良いか悪いか、偽善とか良い子ぶっているとか、そんなことをしたらどうなってしまうのか?と、色々頭の中でぐるぐる回っていたんですが…かき分けた最後に残った答えは「自由意志を尊重する」でした。

相手が望んでいることを、純粋にサポートしたとしても、相手がどう捕らえるかはその人次第です。そして、その人の人生の全責任を負う必要はありません。その人の人生は、その人が決めることですから。

ムダな選択肢なんてない

映画の中のように、自分の人生を、無理に生死をさまようような条件にする必要はないと思いますが、自分が「こうしたい」と思う事すべてにおいて、今までの周りの環境や常識で消し去るのではなく「それも選択肢のひとつ」として、とどめておいたり、活用したり、お願いしたり、信頼して委ねたりしてもいいと思います。

仕事にしろ、プライベートにしろ、自分が今やっていること、持っているスキル、立場や役割は、自分が狙ってできたことじゃないと思っています。その状況は、大いなる存在に「与えられた」もしくは「お借りした」状態であることだと信じています。

その存在は人それぞれ違うと思うし、そんな存在はないと否定する人もいると思います。でも、自分はそう思った方がしっくりくるんです。誰かに言われたからではなく、ただ、自分はそう思うだけ。

その方が本当に楽ですし、過去の自分から解放され、いつでも新しい自分と出会えるので…私はこっちを選択します(^^)

パンフレット

まとめ

この映画は、自分の今の価値観をどう捕らえるかってことを、考えさせてくれた映画だったと思います。純粋にアクション映画として観るのももちろんいいんですが「自分がその立場だったら、どんな感じがする?どんな風に見える?」と、オープンエンドな質問を投げかけてみるのも面白いかもしれませんよ(^^)

映画「TIME/タイム」オフィシャルサイト 2012年2月公開 TOHOシネマズ 日劇他 全国ロードショー

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1972年生まれ。東京都八王子出身・中野区在住。デジタル機器やデジタルサービスを駆使して、いつでもどこでも人生を謳歌する「デジタル寅さん」として活動中。デジタルの楽しさを知ってもらうためのデジタルサポートを行っています。 その他にはグラフィックデザイナー、料理や食を通じてコミュニケーションを楽しむ研究をしている「食と心の研究家」としても活動。料理コミュニティ「キッチン男子部」の顧問も。
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