2009年10月13日(火)に行われたDTP Booster 007(Tokyo/091013)@InDesign特集に行ってきましたので、そのときのレポートをしていこうかと思います。
場所は前回と同じく、デジタルハリウッド本校(お茶の水)セミナーホールで行われました。初めにいつものご挨拶ということで、主催者のswwwitchの鷹野さんのご挨拶。今回は娘さんのネタで会場に笑いが(笑)今から勉強すれば、すごいクリエイターさんになるのでは?というツッコミを見させて頂きました。
今回のセッションの講演者は『DTPの壺』大橋 幸二さん。『「InDesign文字組みアキ量徹底攻略」リターンズ』と題して、InDesignの文字組アキ量設定を掘りさげて解説されていました。
InDesignの中でも敬遠されがちな「文字組アキ量設定」を、一番必要な文字組設定に合うInDesignのデフォルト文字組アキ量のパターンを使って、それをブラッシュアップしていく課程を丁寧に解説されていました。まったくのゼロから始めるのではなく、既存の有益なソースを元にカスタマイズするということは、他の仕事や考え方にも応用出来ると思うので、これだけでも十分に聞く価値があるかと思いました。
質問コーナーにて、ルビの中黒の扱いの事で質問されたことをみんなで回答し合うという事がありました。これはすごくよかったかと思います。どうしても講演者と受講者の間に距離が感じられる事も、過去のセミナーでありましたので…次回以降もこういったやりとりがあると、会場の一体感が生まれるのでは?としみじみ感じました。
【総評】
2時間の講演では、限られた時間の中での事なので、すべてこれで「文字組アキ量設定」が分かるという訳ではありませんが、骨組みや「文字組アキ量設定」の取り組みをしてみようと思ういい内容だったと思います。
セミナーのお話しされていた内容を詳しく知りたい方、もしくは「文字組アキ量設定」を詳しく知りたい方は「Adobe InDesign「文字組み」徹底攻略ガイド 」と「雑誌デザイン虎の巻—文字を組む、版面を設計する」に今回の内容が詳しく記載されているので、興味のある方は是非読んでみて下さい。
セミナー内で「Adobe InDesign「文字組み」徹底攻略ガイド」の第3版が発売されるとの事なので、こちらも楽しみです。
【今後のDTP Boosterについて】
次回はカラーマネージメント特集です。講師は上原 ゼンジ (うえはら・ぜんじ)さん。カラーマッチングの技術と知識向上のためのという内容で、書籍ができるまでを例にして行うそうです。カラマネに興味のあるかたは是非!
DTP Booster 008(Osaka/091030)
デジタルハリウッド大阪校 セミナールーム
大阪市北区西天満6-5-17 デジタルエイトビル (〒530-0047)


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