こんにちは、杏珠です。
前回の記事でもご紹介しているメインマシン「Mac mini (2023)」なんですが、ある時から「メモリが足りません」といった警告や、容量不足っぽい挙動が頻発するようになりました。
最初はメモリ不足が原因だと思っていたのですが、ストレージの空き容量もかなり逼迫しており、「やっぱり256GBじゃ厳しいのかも…」と感じるようになっていきます。
しかし実際に調べていくと、単純な容量不足だけが原因ではなさそうなことが分かりました。
無事に問題は解決できたので、解決までに試したことと、最終的にどういう状態に落ち着いたのかをまとめてみました。
同じような症状で困っている人の参考になれば幸いです。
使用環境
・使用機種:Mac mini (2023)
・メモリ:16GB
・ストレージ:SSD 256GB
・OS:macOS Tahoe 26.1(当時)
※参考までに、現在の環境はこんな感じです。

問題が起きていた当時の状況
当時は、以下のような症状が頻繁に出るようになっていました。
・アプリを複数立ち上げると「メモリが足りません」と表示される
・Webブラウザ(Vivaldi)のウィンドウを多く開くと動作が重くなる
・レインボーカーソルが長時間表示され、操作できなくなることがある
ストレージの状態はこんな感じです。
・使用済み:約237GB
・空き容量:約8GB前後
Macの起動直後は問題ないのですが、作業を続けていると徐々に動作が重くなっていき、「これはストレージ容量に原因があるのでは?」と疑い始めました。
普段のストレージ運用について
とはいえ、何も対策を考えずに使っていたわけではありません。
過去の失敗も踏まえて、以下のような運用をしていました。
・作業データ(画像・動画・素材)はすべて外付けHDDに保存
・内蔵SSDはOS+アプリ専用
・外付けHDDは4TB(WD製)を使用
・Time Machine用に750GB(TOSHIBA製)のHDDを使用
また、シンボリックリンクを使って、本来内蔵SSDにあるデータを外付けHDDから参照する運用もしています。
それでも不安定な挙動が出てきたため、「やっぱり256GBは厳しいのか…?」と感じ始めたタイミングでした。
まず疑ったのは「256GBでは足りないのか?」
最初は「メモリが足りません」という警告が出ていたため、原因はメモリだと思っていました。
ただ、内蔵SSDの空き容量もかなりギリギリだったため、「メモリだけでなく、SSDの容量も影響しているのでは?」と考えるようになったのです。
とはいえ、実際に調べていくと、単純に内蔵SSDの容量不足だけでは説明がつかない部分もありました。
実際に試したこと
【1】キャッシュや不要データの整理
まずは基本的なところから着手しました。
・~/Library/Caches を整理
・Adobe関連のキャッシュ削除
・削除済みアプリの残存データの見直し
ここは定番の対処ですが、ある程度の容量は回収できました。
【2】ローカルスナップショットの確認
Time Machineには「ローカルスナップショット」と呼ばれる一時バックアップの仕組みがあり、これが容量を圧迫することがあるらしいので確認してみました。
ただ、今回の環境ではここが原因になっている様子はありませんでした。
(正直、このあたりは完全に理解できているわけではないのですが、とりあえず確認はしてみた、という感じです)
【3】不要アプリの削除
ここはかなり効果がありました。
削除したアプリと理由は以下の通りです。
・iMovie
→ 現在ほぼ使っておらず、必要なら再インストールできるため
・Adobe Acrobat Reader
→ 閲覧程度なら標準のプレビューアプリで十分
・Microsoft OneNote
→ 試しに使ったが使い勝手が合わず、そのまま放置していた
・ChatGPT Atlas
→ Webブラウザ版の方が使いやすかった
・Inkscape
→ 試しに入れたが使わず放置
結果として、約10GBほど空き容量を確保できました。
【4】Photoshopのスクラッチディスク設定の見直し
ここは盲点でした。
Photoshopには「スクラッチディスク」という、一時的な作業データを保存する仕組みがあります。
確認してみると、この設定を外付けHDDにしていたつもりが内蔵SSDになっており、容量圧迫の原因になっていました。
これを外付けHDDに変更することで、今後の負荷を軽減することができました。
以前から外付けHDDに設定していた「つもり」だったんですが…思い込みって怖いですね。
最終的な原因は「アップデート用データ」だった
いろいろ試した結果、空き容量は増えたものの、「あと一歩足りない」という状態が続いていましたが、最終的な原因が判明しました。
「Macが一時的に保持していたアップデート用データが、容量を圧迫していた可能性が高かった」ということです。
このデータはユーザー側で簡単に削除できるものではなく、macOS側で管理されている領域に近い扱いになっているようでした。
実際にmacOSのアップデート(26.1 → 26.2)を行ったところ、古いデータが自動的に削除され、空き容量が回復したんです。
つまり、アップデートをしない限り、このデータは残り続けていた可能性が高かったということになります。
最終的な空き容量
最終的な状態は以下の通りです。
・使用済み:約210GB
・空き容量:約35GB
いろいろ試したことと、運良く新しいアップデートが来てくれたおかげで、容量不足っぽい状態からは無事に脱出することができました。
内蔵SSD256GBモデルで容量は足りるのか?
今回の結論としては、
256GBでも運用は可能。ただし条件付き。
という感じです。
その条件はこんな感じです。
・外付けHDDやSSDを前提にする
・内蔵SSDには必要なアプリのみをインストールする
・データは外付けHDD(SSD)で管理する
・空き容量は意識して確保する
Apple公式でも空き容量の確保は推奨されていますが、具体的な数値は明示されていません。
実際に今回ギリギリまで使ってしまった結果、挙動が不安定になったため、個人的には最低でも1割(30GB前後)は余裕を持っておいた方が安心だと感じました。
また、自動アップデートのダウンロード設定については、オフにしておいた方が安心です。

あんじゅの思うトコロ
色々試した結果、最終的には安定した運用状態に戻すことができました。
今回のように「容量不足っぽい警告」が出ても、原因が単純な容量不足とは限らないこともあります。
ただ、今回見直した内容はどれも無駄ではなく、結果的により安定した環境に整えることができました。
同じように「容量不足かも?」と悩んでいる人のヒントになれば幸いです。
それでは、また。
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