
仕事の打ち合わせで、事務所にあるMac mini Server (Late 2012)(以下、Mac mini)経由でSkypeを使っているのですが、ちょっと困った事がありました。
それは、アナログ(4極ミニプラグ)接続のヘッドセットを使って通話ができなかったんです。
正確に言うと、ヘッドセットのマイクをMacが認識しなかったんです。
「もしかしてアナログ(4極ステレオミニプラグ)ヘッドセットって、Macで使えないの?」と思ったのですが、原因が分かってどうにかマイクを認識して使えるようになったので、記事としてまとめました。
普段はBluetoothヘッドセットをつかっているが…
普段はBluetoothヘッドセットを使っているのですが、長時間の待ち受け・通話からバッテリー切れになって使えなくなることがあります。
iPhoneから通話すればいいのですが、Skypeで画面共有をしながら打ち合わせをすることも多く、どうしてもMac上でSkypeを使いたいのです。
なので、非常用としてアナログ接続ができるヘッドセットを使えるように環境を整えることにしました。
初のゲーミングヘッドセット
今回、通話目的で用意したのは『Ginova/G7500』という3000円以下の格安ゲーミングヘッドセットです。(ぶっちゃけゲーミングヘッドセットでなくてもよかった・笑)
ゲーミングヘッドセットを選んだ理由は、今まで使ったことがなかったのと、音楽や映画を見るための音質にこだわりがなく、単純にSkypeでの通話ができればいいだけなので、試しにこちらをチョイスしました。
こちらの商品は4極ミニプラグで接続するモデルで、4極→3極の二股変換ケーブルも付属で付いてきます。

▲USB接続ケーブルが見えますが、本体のLED部分が光るための電源供給用のみに使われます(笑)
iPhone純正ヘッドセットがMac miniで使える!
Mac mini Server (Late 2012)の仕様を見てみると、オーディオライン出力に「Apple iPhoneマイク付きヘッドセットに対応」と書かれています。
- オーディオライン入力ミニジャック(デジタル/アナログ)
- オーディオライン出力/ヘッドフォンミニジャック(デジタル/アナログ)
- マルチチャネルオーディオ出力に対応するHDMIポート
- Apple iPhoneマイク付きヘッドセットに対応
- 内蔵スピーカー
なので、今回用意した『Ginova/G7500』も同じ4極ミニプラグなので、たぶん使えるだろう…と思っていました(した?・笑)
iPhoneでは使えたのに…
さっそくMac miniの本体裏側の右下にあるオーディオ出力端子に、ヘッドセットのミニプラグを差し込みます。

(参照元:Mac mini Server (Late 2012) – 技術仕様)
環境設定を開いて見たら…あれ?

んん?マイクが認識してない…ヘッドセットの初期不良?とりあえずSkypeでテスト通話をしてみたら…音声は聞こえるけど、やはりマイクが認識しません。
手元のiPhoneにステレオミニ→Lightning変換ケーブルを使って接続し、Skypeのテスト通話をしてみたところ、ちゃんとマイクを認識して使えました。あれれ…?どうなってるの?
認識しなかった理由はたぶん…
ヘッドセット本体は問題なく使える。となると、Mac側の問題?念のためにBluetoothヘッドセットを接続し、Skypeのテスト通話をしてみましたが、問題なく使えました。
ええ…これはミニプラグからUSBへのオーディオ変換ケーブルとか、USB接続のヘッドセットを用意しないとダメなの?と諦めようとして、Mac miniからヘッドセットを外したんです。
その後仕事に戻り、数時間後もう一度試してみようとヘッドセットを繋いだら…ん?ん?

マイク認識してるー!(笑)あれ?どういうこと?
もしかしてBluetoothのヘッドセットを1回繋いでから、アナログのヘッドセットを繋ぐといいとか?など試してみたのですが、特にそういうことでもなさそう。
仮設を建てながら色々ためしてみた結果、現時点で分かったことがありました。それは「しっかりプラグを差し込んだらマイクを認識した」ということ(笑)
プラグをちゃんと差し込んでいるつもりだったのですが…今の所、しっかり奥まで差し込めば、ヘッドセットのマイクはちゃんと認識し、Skypeも問題なく使えています。
あんじゅの思うトコロ
今回、アナログ(4極ミニプラグ)接続のヘッドセットと使って、Mac経由で通話をするために環境を整えたのですが、そもそも「USB接続モデルを使えばよかったのでは?」と思ったりもしました。
なぜそうしなかったかというと、緊急時にiPhoneでも接続できるようにしておきたかったからです。
今回使用した『Ginova/G7500』は、4極ステレオミニプラグ仕様なので、Lightning端子への変換アダプタを使えば、iPhoneでもそのまま使う事ができます。
ちなみに私はiPhone8を持っていたので、付属の変換ケーブルが手元にありました。現在所有しているXSには付属されていません。
▲別売で約1000円で販売しています
Macでしか使わないのであれば、USB接続のヘッドセットの方が使い勝手はいいかもしれませんので、もしヘッドセットを購入する予定がある方は、利用環境を考えてお選び下さい。
なにはともあれ、追加投資することなくMac miniにアナログ(4極ミニプラグ)仕様のヘッドセットと繋いでSkypeが使えることが分かったのでひと安心です。
もしこれからMac miniにアナログ(4極ステレオミニプラグ)仕様のヘッドセットを使いたい方がいれば、参考にしてみてくださいね。
使用中のMac環境
記事内で使用しているMac環境は以下の通りです。スペック一覧 | |
---|---|
モデル名 | Mac mini Server (Late 2012) |
CPU | 2.3GHzクアッドコアIntel Core i7 |
メモリ | 16GB(8GB+8GB) |
ディスク | SSD(500GB)+HDD(1TB*2) |


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