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【ココロのコトノハ】【連載第一回】瞑想の森内観研修所に集中内観に行ってきました 〜私が内観に行ったきっかけ〜

みなさんこんにちは!ハイブリッドセラピストの杏珠(@powerangix)です。

先日、栃木県さくら市の喜連川にある「瞑想の森内観研修所」に一週間の集中内観に伺ってきました。

ひたすら自分のことを一週間見続ける内観。内観とはなんなのか?なぜ、内観に行こうとおもったのか?内観していく中でココロや思考の変化はどうなっていったのか?

一週間のココロの変化や気づいたことを書いていこうと思います。分量が多くなりそうなので、何回かに分けて記事にしていきます。

内観法 com 瞑想の森内観研修所

詳細は以下に。

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内観とは?

今回、一週間の集中内観にお伺いした「瞑想の森内観研修所」のサイト内に、内観についての記載があるので転用させていただきます。

内観(内観法、内観療法)は、ほぼ50年ほど前に、吉本伊信氏が、「身調べ」と呼ばれていた自己省察法をもとにして創始した、純日本的、かつ極めて効率の高い合理的な自己改善法であります。

via: 内観法.com 瞑想の森内観研修所

内観法は、大きく「集中内観」と「日常内観」という分け方で表現されますが、そのやり方はどちらも基本は同じで、内観法と言えば内観法創始者吉本伊信師の実践していた集中内観法をことを指しています。大きな違いとしては、集中内観は内観研修所のような専門の施設で、従来の方法論を遵守して行われておりますが、日常内観はそれを各人が日常の中に反映しようとするものです。

via: 内観法.com 瞑想の森内観研修所

その他、内観について詳しいことは、下記の瞑想の森内観研修所の公式サイト内で詳しく書かれていますので、興味のある方はご覧下さい(^^)

内観法.com 瞑想の森内観研修所
内観について詳しい記述はこちらから

内観に行ったきっかけ

きっかけは、お仕事でお世話になっているある社長さんから勧められたことでした。

この1年、自分にとってとてつもないスピードで変化が起こっていて、自分でも何が何だか分からないうちに12月になっていました。

身内も含めた人間関係、環境の変化は、自分の中でいくら考えても予測はできないし、予測しようとしても、過去に起こった事からの執着、そして未来に対してのネガティブな結びつけをしてしまう自分がいました。

そうなると、それしかフォーカスできなくなって、何も手につかなくなって、周りには迷惑をかけたりして、それがまた自己嫌悪に陥り、負のスパイラルに陥る。

目の前で起こっていることに(感情)反応ばかりしているため、その事柄に対して客観的に見ることができないこともありました。

本質を教えてくれるための準備

去年から仕事のことに始まり、お金のこと、家族のことなどが、目の前でどんどん崩壊していきました。

崩壊していく(と思っていた)中で、自分が本当にやりたいことが分かっていき、人や環境も崩壊していく中に、新しく紡がれていった関係も出てきて、流されていくままに時は流れていきました。

夏に事情があって急遽引っ越しが決まり、引っ越しした当初は呆然としていました。

そんな中、内観を勧めて頂いた社長さんから勧められて行ったのが、一週間の断食合宿でした。

断食から学んだこと

一週間の断食合宿は、自分にとって未知の世界でした。機会があれば別記事で書きますが、断食をした結果学んだことは「自分が生きていくために、必要以上に外的要因を欲していた」ということでした。

酵素ジュースやお味噌汁、ショウガ番茶(すり下ろしたショウガと梅と醤油を番茶で溶いて飲む)などを摂取するだけで十分カラダは動くし、逆に体内にたまっていた毒素がたまっていることが分かるようになり、それが受け入れられるようになったのは4日目がすぎた頃からでした。(この「4日目以降」っていう時間のキーワードは、私が内観をするときにも大きな心の支えになりました。)

気功施術や鍼治療などで、好転反応の存在を知っていたので、断食中の好転反応もすんなり受け入れて、本来の自分に戻っていっている間隔がつかめたことは本当にうれしかったです。

元々「食」に関しては興味を持っていたし、食べることも好きだったので、その「食」を断食をすることで、自分が一番興味を持っていることを遮断したからこそ、様々なものを色眼鏡で見ていたことがはっきり分かるようになりました。

そして内観に

自分に取って必要だと思うものは、そんなに必要がない、行き着く所は何も持たなくてもいいって分かっているつもりでした。

でも、まだ「これを持っていないと、自分という存在がなくなってしまうのではないか?」と思っていたものがありました。それは「機械」と「インターネット」という存在です。

自分のfacebook上で内観前にこんなことを書いていました。

私が尊敬してやまないとある先生に、今日から一週間篭るお話をしたら『情報断食ですね』って言われました。

(中略)

ガジェットを好きになり始めてからだから、かれこれ20年ぐらい機械とネットと共に暮らして来た生活で、これから一週間、それらの存在とのコンタクトを遮断して、ひたすら自分と向き合う日々を過ごします。

今年はたくさんのモノや人、環境との出会いや別れがありました。

当たり前のことが当たり前じゃない。

無理に持っている必要がないことがわかる。

その大切って思っている存在が、あってもなくてもいい状態が分かった上で、どう付き合って行き、どう関わり合っていくのか?

どんどん本来の自分に戻っていっているのがわかります(^ ^)

書き込みの通り、自分の「大事だ」「必要だ」と思う事をいったん手放してみて、本当にそれが必要なのか?モノでも思考でも感情でも。そこを自分の中で腑に落としたい、納得したいという気持ちが、今回の内観に行こうと思ったきっかけでした。
内観が終わった後に、気がついた主な自分の思考パターンは以下の通りです。

  • 誰かの期待に応えないといけない
  • 嫌われたくない
  • 世間一般的に自分ってどうなのよ?

もう、めっちゃ外面気にしぃ全開(笑)
分かっていたつもりでしたが、これを認めるのもまたしんどかった…

内観後の感想

内観をする前、自分自身の内面を見るということがしっかりできていませんでした。(しっかりとか、深いとかって自分が定義することですけどね・笑)

今もできているかどうかは確証はありませんが、集中内観をしてきたことで、なにか問題(と自分で思っていることに対して)自分以外の外的要因が原因ではなく、自分自身が原因であるということにフォーカスする「習慣」はできてきたと思います。

まとめ

今回は内観をするまでの心境と、どんなことを自分に課して内観に行ったのかを書かせて頂きました。
次回から内観中のメモをテキストに起こしながら、当時の様子を振り返って記事を書いています。

もし、内観に興味のある方は、残りの記事をお待ち頂ければと思います。そして、以下のリンク先の「瞑想の森内観研修所」のサイトを見て頂いて、内観の概要をつかんで頂けると、今、ご自身でなにかしらの問題を抱えているって方は、何かしらのヒントになるかもしれません(^^)

内観法.com 瞑想の森内観研修所
お世話になった瞑想の森内観研修所の公式サイトです

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1972年生まれ。東京都八王子出身・中野区在住。デジタル機器やデジタルサービスを駆使して、いつでもどこでも人生を謳歌する「デジタル寅さん」として活動中。デジタルの楽しさを知ってもらうためのデジタルサポートを行っています。 その他にはグラフィックデザイナー、料理や食を通じてコミュニケーションを楽しむ研究をしている「食と心の研究家」としても活動。料理コミュニティ「キッチン男子部」の顧問も。
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