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【心のコトノハ】【連載:全2回/前半】「フリーランス」として、今後の人生のスタイルについて考えてみた 〜#freelancejpというハッシュタグがきっかけ〜

ここのところ「フリーランス」という業種のことを最近よく考えるようになりました。きっかけは@samuriさんの「フリーランス同士を繋ぐ架け橋になれるか? Twitter(ツイッター)のハッシュタグ #freelancejp」という記事からでした。

デザイン業、そしてフリーランスとして身を置いた16年。自分のこれからの人生のことをちょっと考えてみようかと思い、前半、後半と分けてお送りしたいと思います。前半の今回は「フリーランス」として仕事をしてきた経緯と心の移り変わり。後半は今後、自分が考えて進めていこうという活動とプロジェクトのことを書いていこうかと思います。

詳細は以下に

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フリーランサーとしていままでやってきたこと

フリーランスをウィキペディアで調べると、このような説明がありました。

フリーランス(freelance)とは、特定の企業や団体、組織に専従しておらず、自らの才覚や技能を提供することにより社会的に独立した個人事業主もしくは個人企業法人である。 企業から請け負った業務を実際に遂行する本人をフリーランサーと呼ぶ。日本語では自由契約(ただし、プロスポーツでの選手契約を更新しないことを指す「自由契約」が有名なため、フリーランスを指して自由契約と呼ぶことはほとんどない)。一般的な職業分類では個人事業主や自由業に該当する。

フリーランス – Wikipedia

私は雑誌のエディトリアルデザインをメインにやっていて、基本的に出版社、もしくは編集プロダクションから仕事を発注頂いて、受注した仕事をやってきました。いまでもそのスタイルを継続して、気がつけば今年でフリーランスになって13年目、この業界に入って17年目になります。さっき数えた自分が1番びっくりです(笑)そんなにやってきたんだって。

本当にありがたいのは、私をクライアントに紹介してくれた方々や、スケジュール的にご迷惑をおかけしているのにも関わらず、何度もお仕事の問い合わせや発注をして頂けるクライアントの方々。本当に感謝せずにはいられません。本当にありがとうございます。

それと同時に、仕事の歴史が長ければいいってものでもないんですが…純粋にひとつの業種でここまでやってきて、いろいろありましたが、今日までやってきた自分自身に「よくやったね」と褒めてあげたいと思います(笑)

そして、そういった方々から仕事の発注を頂き、このご時世に仕事が途切れることなく、やったことのないジャンルや様々な形態のお仕事をいただき、自分なりの「デザイン」を提出して、クライアントによろこんでいただけている。それだけで十分だと思っていました。

「デザイン」することを、もっと広く考えてみたい

でも最近「このままでいいのかな?」と思い始めていたんです。

今の仕事には不満なんてありませんし、どちらかというとこのまま続けられるなら続けていきたいとも思う自分もいます。ですが「デザイン」をすることの仕事というのは、エディトリアルだけでなく、もっと広い意味でとらえてもいいんじゃないか?と心のどこかでずーっと考えていました。

自分がやってきた仕事(業種)が長ければ長いほど、その仕事に「愛着」も出てきます。ですが、長くやればやるほど「執着」も出てきます。「その仕事がもしできなくなったらどうする?」と考えるのがイヤになってきます。正直、考えるのが怖いんです。だってこの業種のことしかやったことがないんですから。

でも、この先の自分の人生のことを考えてみて「なにを1番大事にしたい?」と問いかけたところ、「もっといろんなことにチャレンジしたい!」という気持ちが1番強かったんです。その上で、もし「今の仕事ができなくなって、他の仕事をすることになったら自分はどうする?」と考えてみました。

私は高校生の時はコンビニでバイト経験があったり、高校卒業後、2年近く家電量販店で店頭販売をやっていたので、一応(笑)会社員の経験があります。なので「コンビニのバイトをする」「家電量販店の接客をする」というイメージが浮かんできました。ですが「やったことがあるから」という理由だけでその仕事をしたいとは思いませんでした。

さらに深く考えた結果、ひとつの答えが出ました。それが冒頭で書いた「デザイン」という仕事をもっと広い定義で考える。ということでした。

「デザイン」を業種として考えるのではなく「思考」として捕らえて、その思考を元に本当にやりたい仕事ができないか?ということに気がつきました。業種でなく思考という意味で「デザイン」を仕事にするのであれば、自分の心のエネルギーに引っかかれば、どんな仕事でもチャレンジしてみようと心に決めたのです。

そんなときに@samuriさんのブログで、こんな記事を見つけました。


フリーランス同士を繋ぐ架け橋になれるか? Twitter(ツイッター)のハッシュタグ #freelancejp :個人事業主日記6年目:脱サラ男の在宅フリーランスの道

きっかけはこの記事


この記事が発端になり、さらに自分自身を見つめて考えた結果、自分が今後やってみたいプロジェクトや仕事の方向性がさらに定まってきました。きっかけを頂けた@samuriさん、ありがとうございます(^^)

まとめ

ということで、今回はここまで。次回は今後、自分がやってみたい活動とプロジェクトについて書いていこうと思います。

次回、詳しく書こうと思いますが、フリーランスでお仕事をされている方、一緒に今後の「フリーランス」という業種について、一緒に考えてみませんか?

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1972年生まれ。東京都八王子出身・中野区在住。デジタル機器やデジタルサービスを駆使して、いつでもどこでも人生を謳歌する「デジタル寅さん」として活動中。デジタルの楽しさを知ってもらうためのデジタルサポートを行っています。 その他にはグラフィックデザイナー、料理や食を通じてコミュニケーションを楽しむ研究をしている「食と心の研究家」としても活動。料理コミュニティ「キッチン男子部」の顧問も。