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【レビュー】Logicool Performance MX M950からマラソンマウス M705に買い換えての比較レビュー

タイトル

MX Revolution時代から使っていた、ロジクールの多機能マウスPerformance MX M950を使っていて、先日調子が悪くなっていたので「【解決】ロジクール製Performance MXマウスの勝手にダブルクリック問題を解決!」という記事にも書きましたが、チャタリングという静電気が原因で調子が悪かったのが原因ということがわかり、解決策をしてからは一時期よくなりました。

ですが、その後も勝手にダブルクリックされる状態が続き、作業もままならないと言うことで、今回は別シリーズのマラソンマウス M705にしてみました。

今回のレビューはM705の単独レビューではなく、あくまでもPerformance MX M950と比較してのレビューになりますので、それを踏まえてご覧くださいませ。

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ロジクール マラソンマウス M705

本体以外には、テスト用の乾電池とUnifying対応のレシーバーが付属してます。

パッケージ

電池は2本入ります。持ち運び用にレシーバーが納められるスペースもありました。

電池とレシーバー

M705とM950を並べての大きさの比較をしてみました。

大きさ比較

背面

▲左右逆にしてしまいましたが、電池収納がM950は1本なので、その分フタも小さくなっています

マラソンマウスM705の使用感をチェック!

気に入ったトコロ

  1. 5つのボタンをそれぞれアプリケーションごとにカスタマイズできる
  2. 高速スクロールと通常のスクロールの切り替えができる
  3. 電池の持ちがよい

5つのボタンをそれぞれアプリケーションごとにカスタマイズできる

Performance MX M950でも使われていた専用ユーティリティ「Logicoolコントロール センター」を使って、マウスの各ボタンごとにショートカットキーを含めたカスタマイズができます。

たとえばIllustratorでは、親指ボタンをcommand+zにするといった、各アプリケーションごとに設定が可能。キーボードを使わずにマウスだけで使えるので、作業効率がアップします。

設定画面

▲登録したマウスごとに設定も可能

設定画面2

▲OS内での共通のボタン設定の他に、アプリケーションごとの設定も可能

高速スクロールと通常のスクロールの切り替えができる

常用マウスをロジクール製にした理由の1つに、高速スクロールができることです。論文や取扱説明書のような、たくさんのページがあるWordデータやpdfデータ、ものすごい長いサイトのページなどでは、高速スクロールでガンガンにスクロールすることができます。

通常、スクロールボタンでスクロールする場合、何度もスクロールボタンをクルクル回しますが、ロジクールの高速スクロールモードだと、デコピンの要領でスクロールボタンを回すだけで、さほど長くないページであれば、何度も回さずに端から端までスクロールします。

スクロールモード切替スイッチ

電池の持ちがよい

まだ購入して1か月も立っていませんが、公式サイトの表記では、電池は最大3年持つとのこと。3年…まあ、使う頻度にもよると思いますが、電池交換をそんなに頻繁にする必要がないのはありがたいですね。

最大3年間の電池寿命により、電池交換の手間、電池代、資源の無駄を大幅に減らせます。

via: Marathon Mouse M705r

気になるトコロ

  1. 高速スクロールモードで、勝手にスクロールされる
  2. 自分の手にはちょっと小さい
  3. カーソルの細かい操作がしずらい

高速スクロールモードで、勝手にスクロールされる

これはAmazonのレビューでもありましたが、高速スクロールモードでスクロールを止めた後、勝手に画面がスクロールされちゃいますね…これはM950ではなかったことです。

必ずこの現象が発生するわけではないのですが、かなりの頻度で発生するので、そのたびにスクロールモードを変更しています。

自分の手にはちょっと小さい

当たり前なんですけど、M950よりも小さくなったので、手首からマウスまでの間にスキマができるんですね。M950の場合はすっぽり手の中にマウスが入る大きさだったので安定感がありました。

M705だとすきまができるために、マウスを上下に動かすのに手全体でマウスを動かしていたのが、指を使って動かすことになったので、通常のマウス操作はできますが、M950と比べ、安定性と細かい作業の感覚が変わってしまいました。

カーソルの細かい操作がしずらい

カーソルの軌道設定やスピードを調整しましたが、やはりM950と比べると、わずかな差ではありますが、カーソルの軌道が大きい感じがします。普段使う分には問題ないのですが、Photoshopなどの画像処理作業をしているような、細かい作業をしている時に感じますね。

あんじゅの思うトコロ

今回はM950からの買い換えでの比較でのレビューになりました。価格はM705は、M950と比べて倍以上もしますし、1万円以上のマウスと比べるのは酷なのかもしれませんが、それだけM950の性能がよかったんだな…と感じる結果になりました。

ただ、M950と、その前の機種のMX Revolutionでも、チャタリングで使えなくなった経緯もあったので、今回は別モデルのM705にしました。M950を使ったことがなく、M705が初めて使うマウスであれば、十分に使えるマウスなんだと思います。

しばらく使ってみて、どうしても慣れなかった場合は、M705を持ち運び専用にして、改めてM950かMX2000に買い直す予定です。マウスの性能はそれだけ大事なので、これからマウスを買う方、M950からの買い換えを考えている方は、できれば量販店などで実際に触ってみてから購入されることをオススメします(*´∀`*)

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1972年生まれ。東京都八王子出身・中野区在住。デジタル機器やデジタルサービスを駆使して、いつでもどこでも人生を謳歌する「デジタル寅さん」として活動中。デジタルの楽しさを知ってもらうためのデジタルサポートを行っています。 その他にはグラフィックデザイナー、料理や食を通じてコミュニケーションを楽しむ研究をしている「食と心の研究家」としても活動。料理コミュニティ「キッチン男子部」の顧問も。